<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 八月十五日夜禁中獨直對月憶元九>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 八月（はちぐわつ）十五日（じふごにち）夜（よる）　禁中（きんちゅう）に独直（ひとちょく）し　月（つき）に対（たい）して元九（げんきう）を憶（おも）ふ>
<BookPage: 535-543>
<UsedPage: 9>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
銀臺金闕夕沈沈，
獨宿相思在翰林。
三五夜中新月色，
二千里外故人心。
渚宮東面煙波冷，
浴殿西頭鐘漏深。
猶恐清光不同見，
江陵卑濕足秋陰。
<End Poem>
<Translation>
銀や金づくりの高殿の連なる宮中に、いま、しんしんと夜がふけていく。私は独り翰林院に宿意しながら、遠く元九のことを思っている。
十五夜の夜空にのぼる、みずみずしい月の光よ。二千里のかなたに隔てられた、なつかしい友の心よ。
君のいる江陵城、渚宮の東の水辺には、夜霧にけむる川波が冷たくゆれていることだろう。私のいる長安官、浴堂殿の西のあたりには、時を告げる鐘や水時計の音が、静寂のなか深く重く聞こえてくる。
それにつけてもやはり気にかかるのは、君がこの清らかな月の光を、私のようには見られないのではなかろうかということだ。江陵は、土地も低く湿気も多く、秋には曇りの日が多いということだから。
<End Translation>
<Formatted Translation>
銀や金づくりの高殿の連なる宮中に、いま、しんしんと夜がふけていく。
私は独り翰林院に宿意しながら、遠く元九のことを思っている。
十五夜の夜空にのぼる、みずみずしい月の光よ。
二千里のかなたに隔てられた、なつかしい友の心よ。
君のいる江陵城、渚宮の東の水辺には、夜霧にけむる川波が冷たくゆれていることだろう。
私のいる長安官、浴堂殿の西のあたりには、時を告げる鐘や水時計の音が、静寂のなか深く重く聞こえてくる。
それにつけてもやはり気にかかるのは、君がこの清らかな月の光を、私のようには見られないのではなかろうかということだ。
江陵は、土地も低く湿気も多く、秋には曇りの日が多いということだから。
<End Formatted Translation>